忍者ブログ
腐女子playerのoblivionプレイ日記とMOD考察ブログ。
フジョシメンバーズ
名前:Miari
肩書:フジョシーズリーダー

*************************


名前:Maya
肩書:Nehrim特派員

*************************


名前:?
肩書:テンプルマスター

*************************


名前:Manne-quin
肩書:みならいもでる

*************************


名前:Nekomimi
肩書:熟練家政婦

*************************


名前:SkeltanTeacher
肩書:おつボネさま
ブログ内検索
カテゴリー
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

拾い上げたダガーを、ぐっと握り締めた。



今となっては、マーティンの形見になってしまった、お気に入りのダガー。

最後にこれで、自分の命を絶ってしまうことになるなんて考えもしなかった。

ごめんなさい、マーティン。

諦めるなって、必ず戻る方法はあるって言ってくれたけど、元の世界に私は戻れなかった。

だから・・・マーティンの側に逝かせて下さい。



ダガーを逆手に持ち握り締めた手をゆっくりと上げ、刃先を自分の咽喉元に向けた。

拍手[0回]

PR



最後の戦いから一ヶ月が過ぎた。



Oblivionの脅威が消えたCyrodillには平和が戻り、Imperial Cityも通常の姿を取り戻した。


拍手[0回]

Daedraとの戦闘になり議事堂の中は一時騒然となった。



ガードや議長の応戦でその場のDaedra達は倒されたが、この場で新手を待ち構えても全滅する可能性が高いと、マーティンはTemple of the Oneへ進撃すると宣言した。

外に飛び出すと、空はOblivion Gate内の様に真っ赤に染まり、Daedra達が暴れまわっていた。



マーティンは自分をTemple of the Oneまで導いてくれと叫んだ。


拍手[0回]

私たちは帝都に到着すると、まっすぐ目的地の議事堂に向かった。

先に中へ入っていったマーティンの後に付いて私も入った。

「お待ちしておりました、Martin Septim殿下」



奥から声がしたので振り向くと、元老院議長のOcatoが腰を屈めて敬礼していた。

「この日が来ることをどんなに我々は待ちわびていたことか。正式な皇位継承者をお迎えできた事、とても光栄でございます」

Ocatoはマーティンを直視してはいけない存在の様に目を合わせないまま深々と礼をした。


拍手[0回]

「おお、友よ、よく戻ってきてくれた」



Camoranを倒し、パラダイスから戻ってきた私を迎えてくれたのは皇帝の衣装をまとったマーティンだった。

「君が戻ってきたということは、Camoranを倒したということだな!?」

マーティンは興奮気味に尋ねてきた。

「ええ、Mythic Dawnの脅威は消えたわ。さあ陛下、これを受け取ってください」

私は手に握っていた王のアミュレットをマーティンに渡した。



マーティンはそれを受け取り、自らの首にかけ嬉しそうに言った。

「アミュレットを取り戻したことで、我々にも希望が見えてきた。Camoranは倒したが、DragonFiresを灯すまでDagonの侵攻は止まる事はない。急いで帝都に向かおう」

扉に向かって歩き出したマーティンを私は呼び止めた。

「ま、まって、今からすぐに行くの?」



「当たり前だ。急がなければ手遅れになるんだぞ?」

マーティンは何を言っているんだ、という顔をした。

「Dagonが降臨してからDragonFiresを灯しても遅いんだ。戻ったばかりなのに急かして悪いが、私を帝都へ案内してくれ」

今のマーティンに焦っては悪い方向にいくのではと忠告しても怒られそうでとても言えなかった。

拍手[0回]

夜が明け、目覚めた私はマーティンが待っている寺院の広間へ戻った。



一晩休んだ事で落ち着きを取り戻したが、重苦しい気分が晴れることはなかった。

拍手[0回]

誰もいない部屋で、休もうと横になっても、涙が止まることがなかった。



どうしてこんなことになってしまったんだろう。


私が知っているマーティンやBurdはいったいどこに行ってしまったの?

あの楽しくて平穏だった寺院はなんだったの?


今のマーティンの頭の中にあるのは世界の秩序を早く取り戻すことだけ。

それは統治者として当たり前なのかもしれないけど、彼が焦れば焦るほど状況が悪くなっていっている気がして不安だった。




それにしても、こんなに泣いたのは久しぶりだった。

拍手[0回]


Copyright c フジョシプレイOBLIVION。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Material By Mako's / Template by カキゴオリ☆
忍者ブログ [PR]