「おお、友よ、よく戻ってきてくれた」

Camoranを倒し、パラダイスから戻ってきた私を迎えてくれたのは皇帝の衣装をまとったマーティンだった。
「君が戻ってきたということは、Camoranを倒したということだな!?」
マーティンは興奮気味に尋ねてきた。
「ええ、Mythic Dawnの脅威は消えたわ。さあ陛下、これを受け取ってください」
私は手に握っていた王のアミュレットをマーティンに渡した。

マーティンはそれを受け取り、自らの首にかけ嬉しそうに言った。
「アミュレットを取り戻したことで、我々にも希望が見えてきた。Camoranは倒したが、DragonFiresを灯すまでDagonの侵攻は止まる事はない。急いで帝都に向かおう」
扉に向かって歩き出したマーティンを私は呼び止めた。
「ま、まって、今からすぐに行くの?」

「当たり前だ。急がなければ手遅れになるんだぞ?」
マーティンは何を言っているんだ、という顔をした。
「Dagonが降臨してからDragonFiresを灯しても遅いんだ。戻ったばかりなのに急かして悪いが、私を帝都へ案内してくれ」
今のマーティンに焦っては悪い方向にいくのではと忠告しても怒られそうでとても言えなかった。
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