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腐女子playerのoblivionプレイ日記とMOD考察ブログ。
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私はMythic Dawnの計画が記された手紙を携えて寺院へ戻った。

ジョフレに報告後、すぐにOBLIVION GATEがBruma付近に出現したと聞かされた。



Brumaに向かい、ガードと協力してゲートを閉じ、その方法を彼らに教えてやってくれとジョフレは私に言った。

ゲートの近くでBurdが君を待っているはずだ、と教えられ私は再びBrumaに引き返した。

日が落ちかけ、辺りは夕闇に包まれていた。

dnabj2.jpg

遠くからでもわかる仰々しいゲートに近づいて行くと、手前で待ち構えている数人のガードたちの姿が見えた。


後ろの方にBurdがいたので側に寄って話しかけた。

「お待たせ、とうとうゲートが開いてしまったのね」



「おお、よく来て下さった!」

Burdは振り向いてほっとした顔を見せた。

「すみませんね、情けないと思うだろうが、我々だけであの不気味なGateに臨むのは不安だったんだ。つい今しがた知ったんだが君はKvatchを救った英雄だそうじゃないか!英雄が居てくれれば、我々も安心ですぞ」

すでに突入の準備は万端だが、部下に伝えねばならないことがあるから、と皆の前に立ち言い放った。



「いいか諸君、これから我々はBrumaを脅かす災いのGateを破壊せねばならん。我々がやらなければBrumaは終わりだ。奴らの好き勝手させるようなことは、この私がBrumaガードキャプテンである限り許さん!」

Brumaを守れ!そう叫ぶとBurdは剣を抜き、部下のガードたちも一斉に剣を抜いて、Gate目掛けて走り出した。

ゲートに近づくと、ゲートの向こうから敵のうなり声が聞こえた。

強い敵がくる!と身構えた瞬間、飛び出してきたのは小さい下級の魔物たちだった。



私が出る間もなく、Burd達があっという間に敵を倒してしまった。

変ね、以前の同じ状況の時はもっと強い敵が出てきたはずだけど・・・。

こんなに余裕だったかしら。



拍子抜けして、ぼーっとしている間にBurdたちは中へ入ってしまった。

「いけない、私も行かなきゃ」

我に返ると急いで中に入った。

先に入っていた3人がOBLIVIONの禍々しい世界に圧倒され茫然としていた。



「なんだこの世界は・・・ここまで異常な世界だとは思いもしなかった。ここで私に出来ることなどあるのだろうか」

「大丈夫、Burdは強いし、私もいるわ、それに今の敵の調子なら簡単すぎる・・・」

「簡単すぎる?この異常な世界の敵を甘く見すぎでは?いやしかしKvatchを解放した英雄殿からすれば序の口なのかもしれませんな、ははは」

先の方を見ると敵がうろついているのが見えた。



さっきと同じく強そうなのはまったく見当たらず、数も少ない。

敵が弱ければ楽勝だけど、何か心に引っかかる。

だけど今更引き返すわけにはいかないので、先へ進むしかない。

奥に進んでいけば強い敵が現れるかもしれない。



先へ進んだが、敵の弱さは変わらなかった。

襲ってくるのはDaedraの下っ端ばかりで、Burdやガードたちに軽く倒されてしまった。

塔に入れば少しは強くなるかも、と期待したが外の敵と強さは変わらず、数も少なかったため、あっさり最上階に到着してしまった。



Burdが苦笑いしながら言った。

「・・・予想していたより随分簡単でしたな、自分は拍子抜けしましたよ。我々の敵として物足りない気もするが、全員無事だったことですし、いいとしましょうか」

「え、ええ、簡単だったでしょ?後はそこに浮いているSigil Stoneを取ってしまえばゲートは消えて私たちは元の場所へ戻れるわ、憶えておいてね」

私は手を伸ばしSigil Stoneを取った。




私達は再び元の世界へ戻ってきた。



Geteに突入した時は日が落ちかけていたが、戻った今の空色もほとんど変わってないということは、時間が全然かからなかったということだろう。

「英雄殿にお礼を述べねばなりませんな。お陰でBrumaを守ることができました」



「うん、良かった。私、大した働きは出来なかったけど」

「滅相もない、これで、我々もGateを閉じることが出来るようになりましたので感謝しております。しかしこのような簡単な任務に英雄殿を付き合わせ手間を取らせてしまい申し訳ない」

「・・・いえ、いいのよ、うん・・・」

上の空で返事を返していた。



「自分は城に戻ります。英雄殿と共に行動出来て光栄でした、それでは」

Burdは城へ戻っていった。


本来なら勝利し、全員無事で戻ってこれたのだから、喜ぶべき事だった。

でも、この展開にどうしようもない不安を私は感じ始めていた。



同じ状況の世界で同じ事を繰り返しているのに、何かが違う。



私は、記憶に残るBurdとのここでの出来事を思い出していた。

ゲートを閉じた後、苦戦を共にしたBurdは私を労ってくれ、一緒に食事でも、と誘ってくれた。



ガード宿舎でワインを飲み交わし、すっかりBurdやガードたちと打ち解けることが出来た。

そして、ゲート内での激しい戦闘でBurdのガード服が壊れてしまっていたので、私が修理してあげたことを思い出した。

ボロボロになっていた黄色いガード服は、新品同様、丈夫な鎧に戻り、Burdはとても喜んでいた。



これらのことがきっかけで、Burdは今後も私と共に行動することを望んでくれた。




実際、この世界のOBLIVION GATEの敵は弱すぎて、Burdの鎧が壊れることはなかった。

戦いもあっさり終わってしまい、共に苦しい戦いを潜り抜けた仲間という連帯感も生まれなかった。




つまり、これはー・・・。





私は前とそっくり同じ事を繰り返しているんじゃない。

知らないうちに異なった選択肢を私は選び、別の運命を辿ってしまっているのでは。


嫌な予感がする。



Burdを仲間にすることが出来なかったら、いったいこの先どうなってしまうのだろう・・・。





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無題
こよみ
なんだか、さみしい夢になっちゃいますね。
覚める時が待ち遠しくもありつつ、なんかすごくわかるって
思ったりしつつ。
この切なさはきっとシロディールの旅人なら誰しもが
一度は味わったはずです。

どうか夢が”最期”まで続きませんように…。
2009/07/04(Sat)03:52:02 編集
無題
Miari
こよみさんこんにちは!

辛ければ辛いほど、当たり前だと思っていたことがとても幸せなことだったんだと気付くような話を書くつもりです。
しかしメインクスエトをそのまま書くというのはちょっときついー。
基本的に自分が(ギャグ、シリアス関係なく)話が面白いと思えないと書き難いんですよね。
改めて基本メインクエ辿ると暗い話だなあと・・・それがなぜタヌキ殿下や黄色いブードたちの世界と分離したのか、最後謎が解けるといいなあ(ワクワク
2009/07/04(Sat)18:17:22 編集

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