「わー、いいお天気!」

寺院の外は雲一つない青空が広がり、さわやかだった。
こんな天気がいい日はどこかへ行きたくなる。
散歩に行って来ようかと考えていると、背後で扉が開く音がして、誰だろうと振り向くとマーティンが現れた。

マーティンは腰に武器を携えて手袋もはめている。
どうやら外出するつもりらしい。
「まーくん、どこか行くの?」
「ああ、外の天気があまりにいいから、気分転換に散歩に行ってこようと思ってね」
そういうマーティンの側にお供はいない。
まさか一人で寺院の外に出るつもりなのだろうか。
マーティンは私が心配になったのがわかったらしく、笑いながら言った。

「寺院の裏手にちょっとした散歩道があるんだ。すぐそこだし心配はいらないよ。そうだ、君も一緒に行かないか」
「いいわね、行く行く!着替えてくるからちょっと待っててね」
マーティンと散歩に行くことになったのが嬉しくて、着替えるために急いで中に戻った。
・・・あれ?寺院の裏に道なんてあったかしら?
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