「私が作成した問題は、日常生活に密接した問題なのだから誰でもそこそこの点数は取れるはずなんだ。それがまったくダメだった友はこれからの処遇を考えなければならん」
マーティンのMiariに対する冷たい言葉にBurdは驚いた。
「ま、まさか殿下、大事なご友人をクビにしようなどと思ってないですよね」

Burdは心配になって側に駆け寄った。
「・・・残念だが友はブレードとして向いていなかったのだろう」
冷たく言い放つマーティンの言葉にBurdは唖然となって抗議した。
「そんな!待ってくださいよ、あの問題はブレードの素質を計るというよりただの家事全般知識を問うものだったじゃないですか!?あんなんでブレードに不向きと判定されてはたまらないですよ!!」
マーティンはBurdの抗議を無視して、Miariに言った。

「友はブレードとしての役目から外れてもらう。もう君が私を守る必要はない」
「ま、まーくん、なんで・・・うううっ」
Burdは信じられないようなマーティンの言葉に耳を疑い怒り出した。
「あんまりですぞ殿下!彼女を辞めさせるなら自分もブレードを辞めますからな!」

「わ、私も辞めます!」
「陛下、我々も彼女を辞めさせるというのならすべての合格を辞退して辞めさせて頂きます!」
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