「友の悲鳴が聞こえたから・・・急いで助けにきたのだ・・・何があったのだ?」
Miariが悲鳴を上げてから時間はかなり経っていたが、マーティンにとってはつい今しがた悲鳴が聞こえたことになっているらしい。
彼の体はフラフラしていて、依然として酒は抜けていない様だった。

「まーくん、私は大丈夫よ。変な人たちに絡まれてたけどBurdが戻ってきて助けてくれたの」
「なに、Burdが・・・?なぜ私より先に戻ってきているのだ、一緒にいたはずだが・・・」
まーくんは酔っ払って反応が鈍くなってるのよ、と教えてあげたかったが、何か気の毒な気がして言えなかった。
[0回]