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腐女子playerのoblivionプレイ日記とMOD考察ブログ。
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二階に上がったすぐの所にBurdが1人でいた。

何に着替えたのかと思ったらブレードの鎧に着替えていた。

「もうそれをずっと着てたら?それの方がどう見たってガード服よりBurdに似合うわよ」



Burdは溜息をついてボソボソと返事をした。









「はぁ・・・だったら着ておきますよ。貴公が長期間私の服を没収していてくれたお陰で、こちらの方がもうすっかり自分に馴染みましたからな」

「どうしたの、暗い顔して。まだ怒ってるの?さっきのことは本当に謝るわよ、ごめんねBurd」

「いや、だからもう怒ってはいませんって。ただね、油断した自分に腹が立って落ち込んでいるんですよ。貴公からの悪戯は慣れているので、何があろうが動じませんが、殿下があのようなやり方でからかって来るとは思いもしませんでしたからな」

Burdはすっかり元気がなくなっていた。

マーティンの演技はわざとらしかったけど、相手が相手だったので、Burdはまさかそれが演技だとは思わなかったのだろう。

「殿下自身は悪気がなくてやったことなのよ。Burdのことは友人だと思ってるみたいだし、信頼をしてるからこそ、つい悪ふざけしてからかっちゃったのよ」


Burdは声を小さくして、ヒソヒソと囁いた。

「殿下はなんというか、温和そうに見えて、何をするかわからない怖さがありますな。言い方は悪いですが、普段はネコを被っているというか・・・まだ完全には本性を表してない、そんな気がします」

「立場が立場だから、地が出せないのよ。素で接したり気を許せる相手が欲しいと思ってるはず。Burdがお友だちになってあげなさいよ」

「殿下の友人は貴公がいるからいいじゃありませんか。殿下は私に対しては、本気でブレードにしようと考えているようですぞ。さっき着替え終えた後、殿下に呼ばれたのですが、ねちっこく説得というか説教されましたよ」



「説教?なんか怒らせたの?」

「私が断り続けていたら、どうして皇帝の自分が直接頼んでいるのに嫌がるんだ、そんなに自分が嫌いかと不機嫌になりましてな。それで説教っぽく・・・嫌いだとかそういう問題ではないのですが、はぁ」

「いっそのことなっちゃえば?殿下がなれって言ってくれるなんてとても光栄なことじゃないの」



「それはそうですがな・・・私がBrumaガードを不在になったらどうなるのです。そもそも私がBrumaガードを離れることは伯爵婦人やスチュワードが許すとは思えんのですよ」

その人たちのことを私は忘れていた。
あの二人は私から見てなんとなく苦手で、Burdにとっては必要だけど、ある意味とても怖い存在なのかもしれない。

二人を説得すれば、Burdを貰うことが出来るかしら。

ようし、それだったら・・・。

「じゃあ、私が二人を説得する。今度はちゃんと挨拶してBurdを貸してくださいって頼んでみるわ」

「貸してって、あのですな、私は物じゃないんですから。・・・でも、貴公のお気持ちは有り難いです」

「Burdの気持ちはどうなのよ。ガードに残りたい気持ちが強いの?それともまた私について来てもいいと思ってるの?」

Burdは私の問いに困惑気味な顔をしながら考え込んだ。

「・・・どうでしょうな、ガードの平凡な毎日に飽きていた自分に薄々気付いていましたが、再び貴公と行動して、以前の様に振り回されるかと思うと、期待半分恐怖半分と言ったところですな」

「それだったら、もうBurdをいぢめないって約束したら、私についてきてくれる?」

苦笑いしながら、Burdは答えた。

「そんなウソの約束は必要ありません。貴公が私を苛めないはずないでしょ。どうしてもというなら、またお供しますよ。ただし、伯爵婦人とスチュワードを説得できればの話ですがな。彼女らが許可してくれれば、ブレードの件も考えましょう」

「OK、わかったわ。任せてちょうだい。必ず説得してみるわ。それで、まーくんと話がしたいんだけど、どこかしら」


「殿下でしたら、そちらの書斎で読書に没頭されてますぞ」



「こっちね、ありがと。Burdは休んでて」

「ええ、そうさせて頂きます」

Burdはそう言って反対の部屋にふら~っと歩いていった。

「殿下、お話があるんだけどいいかしら」



私は部屋を覗き込んだ。


返事がないので、どこにいるんだろうと見回すと、マーティンは壁際に置かれた机の前の椅子に座って、読書に没頭していた。



「面白そうな本でもあったの?そんなに熱心に読書しちゃって」

もう一度側で声をかけると、ようやくマーティンは私がいる事に気付いたらしい。

「ん?君か。この部屋にある本は、実に興味深い物ばかりでね。ふむ、面白い・・・」



よほど面白いのか、マーティンは本から目を離さないで答えた。

「すっかり夢中ね。本を読んでるといつものまーくんらしいわ」

「本を読むのは元々好きだし、いつもやってることだからね、もう癖になってるよ」

「あのう、ちょっとBurdのことでお話があるのよ」

「ああ、なにかな?」



「さっきBurdを説得したの?ブレードになれって」

「そのことか。何度交渉しても断られてしまうのだが、なぜだろうな。是非、彼をブレードにしたいのだが・・・。友よ、何かいい手はないか?もしそれが叶い、ブレードに出来れば、後はいつでも彼を寺院から連れ出して構わないから、友にとっても良いことだと思うぞ」

「それは願ってもないコトだわ!Burdは伯爵婦人と執事を説得できたら考えてもいいと言ってたわよ」

マーティンは椅子から立ち上がった。

「そうなのか?それならば、なんとしてでもその者を説得しなければならないな。どうだ、友はその任務を遂行する自信はあるか?」



「がんばってはみるわ。でも、年上の女の人相手に説得するのって難しそうね・・・」

「ふむ、その通り説得は難しいと思うが君の力を信じよう。そうだ、ブレードを誰か1人連れて行きなさい。Baurusがいいかもしれん。相手が二人なら、こちらも二人で対抗すべきだろう」

「そうね、1人であの人たちに対抗するのはちょっと心細いから、殿下の言うとおりにしてみるわ」

「私が寺院へ戻る時、ぜひBurdも連れて帰りたいのだ。頼んだぞ、友よ」

「ええ、絶対に説得を成功させてBurdを手に入れてみせるわっ」

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