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腐女子playerのoblivionプレイ日記とMOD考察ブログ。
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「は?Imperial Cityまで殿下を連れて行ってくるですと!?」

私はマーティンを連れて寺院の広間に戻り、そこで待っていたBurdに報告すると、案の定驚かれてしまった。



「ええ、帝都ってここからそんな遠くないでしょ。慎重に行ってくるから大丈夫よ」

私は安心させようと笑顔で言ったが、Burdにとっては心外だったらしく、あっさり反対されてしまった。






「ダメです!なぜこの時期にそんな行動起こす必要あるんですか?殿下も貴公も遊んでいる場合じゃないでしょ!」



「遊びじゃないわよ><あのねBurd。言っとくけど軽々しい気持ちで帝都を尋ねる訳じゃないのよ。どうしても今行く必要があるの」

「だったら二人で行くのではなく、ちゃんとした護衛を連れて行くべきですぞ!なんの為のブレードなんですか、私たちは」

私はBurdのその言葉が意外だった。

「あら、Burd、自分のことブレードだって認めてたのね」

「守るということに関してはガードもブレードも同じですからな。とにかく、二人きりで行こうというのは許しません。絶対ダメったらダ・メ・で・す!」

あまりにBurdが強く反対するので、マーティンが間に入って説得した。



「Burdよ、言いたいことはわかるが、ブレードは同行させたくないのだ。二人で行かねばならない・・・というか、行きたい。帝都に行くこと自体は公務ではないからな」

私はマーティンに旅の本当の目的は他の者には話さないようにと口止めされていた。

悪夢のことも、話せば皆に心配をかけるだけだからと、二人だけの秘密になっていた。

しかし、そのことを知る由も無いBurdには、遊びの計画を立てているとしか受け取られなかったらしく、彼は顔をしかめて怒り気味にマーティンに言った。

「なるほど、つまりデートに行って来るという訳ですな」



「デートではない。ただ帝都を見学するため友と二人で行くだけだ」

マーティンは否定したが、Burdはそうはとらなかった。

「殿下、そういうことを世間一般ではデートというのです。ははーん、わかりましたぞ。さっき私だけ追い出したのは、その計画をお二人で話し合う為に・・・」

「それは違うぞ、私は深刻に悩んでいて友だけに相談する必要があったのだ」

マーティンは違うと必死に訴えたが、Burdは端から聞き入れようとしなかった。

「別に屁理屈捏ねなくてもいいんですよ~。こないだ殿下ご自身がおっしゃってたじゃありませんか。『実はな、近いうちに私から友を誘って、どこか遊びに行こうと考えているのだ( ̄ー ̄』って。今回の計画はそれなのでは?ん?」



「・・・よく憶えていたな。確かにそう言ったが、その時は友とBruma近辺を散策するぐらいのつもりで言ったのだ。今回の計画とはまた別の話だ」

「じゃあ、お二人だけでなく私も同行させて下さい。デートじゃないなら私がお供してもおかしくないはずですが」

「断る、悪いが友と二人だけで行く。お前は連れて行かん、絶対に来るんじゃない」

「・・・あのですな殿下」

Burdは呆れてクドクドと説教を始めた。

「もう何百回とこれに関しては御忠告させて頂いた気がしますがね、殿下は普通の立場の方ではないのです。貴方の呼称になってる『殿下』とか『陛下』って言葉の意味わかってます?皇族の血を受け継いでるのはこの世にはもう貴方しか居らっしゃらないのです。お友達なのは重々わかってますが、二人だけで帝都まで行ってくるなんて無謀な計画立ててマーティン殿下にもしもの事かあったらどうするんですかっ!!」



後半の言葉はどうも私への説教らしく、指まで指された上に罵声になっていた。

でも、Burdになんと罵倒されようが、帝都のあの場所に絶対マーティンを連れて行きたかった。

「殿下は私が命がけで守るから大丈夫よ。殿下だってバレないように変装してもらうし。一般人には皇帝の跡継ぎが存在していることは知られて無いから、なんとかなるわ」

「なんとかなるって、そんなバカみたいに楽観的でいいんですか?ジョフレ殿や、Baurusはどう説得するつもりですかな。絶対に許可しないと思いますがね」

マーティンは少し考え込んでBurdに言った。



「彼らには・・・『友と遊びに行ってくる』と話すから大丈夫だ。遊びならいいだろうとすぐに許してくれる。これが戦いなら、絶対に許してくれないだろう」

「は?なんですかそれ。普通は逆では?って、あ~っ!遊びってことはやっぱりデートじゃないですか!ほらぁ!」

「Burdよ、お前は言葉の例えというのを知らんのか。私と友はそんな関係ではない。あくまで帝都を案内してもらうだけだ」



「・・・なぜ認めようとしないんですか?バレてんですから否定しなくて結構です。なんですか、私らの前で堂々とお二人でキスしておいて、そんなんじゃないって」

私は、二人の言い争いを横で見ていて、Burdは剣の腕だけじゃなく口も達者なのねえ、と改めて感心してしまった。

マーティンも負けじと言い返しているけど、押され気味なんだもの。

「勘違いするな、友を救うにはその方法を取るしかなかったのだ。あの行為に私情は無い。大体相手は友でなくー・・・それ以上言わせるな。私は友を取り戻す為に必死だった、それだけだ」

「へぇ、そうですか。かっこいいこと言っちゃってごまかすなんて殿下も素直じゃないですな。殿下が正直に話さないなら貴公にお尋ねしましょうかね」



Burdは急に私に向き直って言った。

「・・・な、何よBurd」

あわわ、いきなり矛先変えるんじゃないわよ。

「ずっと前から貴公に尋ねたいことがあったんですよ。こんなこと口に出したら貴公から刺されるんじゃないかと怖くて聞けなかったんですがね、今回いい機会だから言わせて頂きます」



「な、何を・・・」







「貴公はHassildor伯爵とマーティン殿下、どちらが本命なんですか?」

















Burdの問いに私は思いっきり動揺して、言葉を失ってしまった。

「貴公が伯爵と殿下を好きなのはわかってましたが、一体どちらが本命なんだと私はずっと気になっていたんですよ。この際はっきりしてもらいましょうかねえ」



「Burdよ、今の・・・」

マーティンが何かをBurdに聞きかけたが、私は物凄く恥ずかしくて燃えながら先に割って入った。

「Burd!!そんなこと・・・ッ!殿下の前で言わなくたっていいじゃないのッ!!!!」



「何言ってんですか。殿下も貴公も御自分の気持ちをはっきりしないままバカップルやってるのがもどかしいので、私が手助けしてあげたまでです。いいタイミングだったでしょ?」

バカーーーッ!>Д<余計なお世話よ!!デリカシーのないBurdなんか燃やしてやるーーー!!」

「照れ隠しの炎で脅しても全然怖くありませんぞ、貴公。いつぞやのように私に抱きついて試してみます?殿下が嫉妬するかどうか」



「・・・・・っ」

パニックになっている自分には、もうBurdには口では勝てないと直感した。

マーティンもマーティンで、私が燃えてるのも唖然と見てるばかりで、炎自体に驚いてはいなかった。


・・・私って一体なんだと思われてんのかしら。



「うわーん!こんなことまーくんには知られたくなかったのに~~~!Burdのバカァ~~~うわぁああぁん!」



「Burdよ、友を泣かすな」

「泣いてませんよ、アレは照れて大袈裟に動揺してるだけです」

「そうか、では聞きたいのだが今のー・・・」

「ああ、ご友人は殿下に惚れてますよ、良かったですな」

「いや、私が聞きたいのはそこではない」

「はい?」

「友が想いを寄せているというHassildor伯爵とはどこの誰なのだ?」



「うお!まさか殿下、伯爵のことはまったく御存知なかったのですか!?」



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