「スケルたん先生~スケルたん先生~ニャヒヒ」
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ここはSkingradの某家主不在宅。
家政婦としてこの家を一人守ってきたネコミミは、友人のスケルたん先生にある計画を持ち掛けようとしていた。
[1回]
「あら~なぁに~ネコミミちゃ~ん」
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同じく登場回数がぐっと減り、暇こいていたスケルたん先生。
ネコミミがやたら嬉しそうにしながら話しかけてきたので、何よ何よ~と耳を傾けた。
「実はにゃ~あまりに姉御が帰ってこないのでおっさんとこにクレーム手紙送りつけてみたにゃよ」
「え~いきなりクレ~ムって~早く帰らせてくれってでも書いたの?」
「うにゃ~ちがうにゃ~姉御がいないとミーの出番が無さすぎにゃん?にゃから帰ってこにゃーのはどういうことにゃ、これは策略ですかにゃとクレーム送ったにゃ」
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「そんなまわりくどいクレーム送るより、Miariちゃんにとっとと家に帰って来るように言った方がいいんじゃないの?」
「うんにゃ~姉御は姉御で姉御にゃから、そうあっさりけえってこねーと思ってましてにゃ。あちらさんもそれをわかっているのか、おもしれー回答送ってきましてにゃあ・・・ヒッヒッヒ」
ネコミミはなぜか不敵な笑みを浮かべ、回答内容をスケルたん先生に話した。
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『ネコミミ様
いつもお世話になっております。
また、今回は回答までにお時間をいただきご迷惑をおかけいたしております。
お問合せいただきました件について、ご案内いたします。
>もう数年姉御が家に帰ってこねーのです。これはミーの出番を少なくする策略ですにゃか?
策略ではございません。
姉御長期不在の件に関しては、こちらも重く責任を感じております。
そこで、当寺院が企画した以下の案をお試しいただけますでしょうか。・クラウドルーラーイベント開発部企画第7弾『宝探しクエスト』のモニターに参加する
クエストの難易度はレベル1となっておりますので初心者でも安心してご参加頂けます。
今ならモニター様にはもれなく『寺院かまぼこおためしセット』をお届けしております。
何卒宜しくお願いいたします。
クラウドルーラー要塞寺院
お客様質問コーナー 担当: Asako 』**********************************
「なによそれ~答えになってないじゃないの~」
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「ゆるせね~にゃぁ~クラウドルーラー寺院めぃ。ミーをコケにしてるとみたにゃー・・・」
「そうよそうよ、ちゃんとMiariちゃんを返してって抗議するべきよ~」
「勇者一族の血を引くミーにクエストで挑戦にゃて、恥知らずもええとこにゃ!ミーはこのクエストに挑戦して余裕でクリアしてやろうにゃんけ!勇者ネコミミ伯父貴が眠る明後日の方角に敬礼!」
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「え?あら?そっちに怒ってた?( ゚ ゚)」
やる気満々になったらしいネコミミは鼻息荒くフーフー鳴らしながら言った。
「ほんにゃ、我が一族に伝わる勇者っこセットに着替えてくるにゃ、待っててにゃ」
「勇者っこセットって、なにそれ~?」
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スケルたん先生は尋ねたが、ネコミミはそそくさと着替えをはじめた。
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「よいやさはッ!はい!おまたせッ!」![](http://miari.up.269g.net/image/opwnv9.jpg)
(うん~なんか謎の掛け声にアタシ不安気味~)
この衣装が勇者っこセットだろうか。
背中のマントはSkingradお土産品店で売られている風呂敷を代用している様な気がした。
「ではでは出発するとしましょうかのうスケさん、カッカッ」
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「あら~スケルトンチャンピョンのアタシをイケメンのSukeさんと掛けるなんて嬉しいこと言うわね~ってもう出発!?はやッ( д ) ゚ ゚」
スケルたん先生はネコミミに急き立てられつつ出発の準備を済ませ、外に出た。
「まってよ~ねえ~最初はどこいくおつもり~?」
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「最初はにゃね~えっと~」
「ええっと~」
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「あれ、どこ行けばいいにゃか?わかんねー」
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「・・・・」
ネコミミ勇者の旅は始まったばかりだ。
数々の試練が勇者を待ち受けるだろう。
がんばれ新人勇者ネコミミ!
押しかけ姉御がいつの日かSkingradにI'll be backするまで!
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