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Otosidama新年あけましておめでとうございまーす。
お正月記事用に何か面白いことできないかなーと、お年玉MODを作ってみました。
リンク先のページで、表示される文字を入力してダウンロードできます。
MOD導入後ゲームを開始すると自動でメッセージが表示され、お年玉を入手します。
その他イベントリに入っているので、クリックしてください。
それぞれのぽち袋の中身を入手できます。
ということで、今年もよろしくお願いします(^^*
[0回]
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「友よ、ちょっといいかな(^^」
私が椅子に座ってくつろいでいると、マーティンがニコニコしながらBurdと側にきた。
「どうしたの?そんなに嬉しそうにして」
こちらまでつられてニコニコしてしまった。
「うむ、Akaviriでは年が明けるとOtosidamaという贈り物をする習慣があるというのを聞いてね。私も倣ってOtosidamaを友に贈ろうと思ったんだ」
そう言ってポケットから小さな紙の封筒を取り出した。
「ささやかな贈り物だが、私の感謝の気持ちということで受け取ってくれ(^^」
「わあ、まーくんからお年玉もらえるなんてうれしいっ!」
私が受け取って喜んでいると、Burdが照れ臭そうに封筒を差し出した。
「貴公、私からもOtosidamaを送らせて下さい」
「きゃー!Burdからも?ありがとうー!」
「貴公、これぐらいで大喜びするとはまるで幼い子供ですなあ」
Burdはからかったいたが、私が喜んでいるのを見てとても嬉しそうにしていた。
「えへへー、今年は3人からお年玉もらっちゃった」
私がお年玉を並べて眺めていると、横からBurdが不思議そうに覗き込んだ。
「3人?おや、Hassildor伯爵からも貰っていたのですか」
「ええ、伯爵もなんだかんだいいつつ気を使ってくれるのよね」
ぽち袋にはそれぞれの送り主の似顔絵が描かれていた。
Burdは怪訝な顔をした。
「貴公、貴方は殿下が好きなんでしょ?それなのにまだ伯爵とも仲が宜しいままなのですか?」
「今その話を出さないでもいいじゃないの><そりゃまーくん好きだけど伯爵も・・・というかまだ伯爵には話してなくて・・・モゴモゴ」
やっぱり少し気が引けて気弱になり、語尾が小さくなってしまった。
「まあ良いではないかBurdよ。友の知り合いがOtosidamaを渡したぐらいで私は怒ったりはしないぞ」
マーティンはそう言ってかばってくれたが、伯爵からのぽち袋の厚みが気になったらしく暗い顔になった。
「伯爵のは沢山入っているようだな。私のOtosidamaの中身を見たらガッカリさせてしまうかもしれん。私のなけなしの小遣いでは、あまり多く入れることが出来なくてね・・・(´=ω=`)」
「いいのよまーくん!中身がいくらでも私、気持ちだけですごく嬉しいわ!」
恐れながら、とBurdがおずおずとマーティンに尋ねた。
「いったい殿下のお小遣いは如何ほどなのですかな?」
「うむ、実はお前の給料より少ない」
「ママママジですか!?」
私はマーティンのお小遣いの額も気になったが、Burdの驚き具合からして、Burd自身の給料がいくらなのかがもっと気になってしまった。
「友よ、私のは額こそ少ないが、特別な物を入れておいたからね」
「特別な物?」
「Akaviriの歴史を研究をしていた時に偶然手に入れた古代の貨幣なんだ。それなりの価値はあるはずだから、コレクションにしてもいいし、興味がなければ売っても構わないよ」
「ううん><売ったりなんかしないわ。大事にするわ、ありがとうまーくん」
「古代の貨幣ですか。それをOtosidamaに入れるとは殿下は一味やることが違いますな。私も飴玉ぐらい入れておけばもっと喜んで貰えたに違いありません」
「Burd、私のこと子供扱いしてるの?」
私はじろっと睨んだけれど、Burdは怖気づくこともなくニヤッとして言った。
「私たちから見れば貴公はまだまだお子様です。貴公が好きな葡萄飴持ってますが要りませんかー?」
「・・・私それ好きなのよね、ちょうだい」
本を読みながら私たちのやり取りを聞いていたマーティンはおかしそうに、はは、と笑った。
「来年はもっと多くあげられたらいいと思ってるよ。皇帝になった暁には小遣いの額を上げてくれるようジョフレに頼んでおくからね」
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