「Leyawinの近くに新しい町が建設中だってにゃよ。どえりゃーおもろい施設がよーけあるて、こりゃおみゃー、ミーつれて見学行くしかないにゃよ」
ネコミミさんがニコニコしながら、私に話しかけてきた。
手には「にゃにゃぶLeyawin」という旅の情報誌らしき雑誌を持っている。
「ほら、ここにゃよ、見てにゃ見てにゃ」
雑誌を開いて、町がある場所の地図を私に見せてきた。

「へえ、Leyawinの近くに町が出来たのね。でも遠いし、こう暑いと動きたくないわ><」
「行く価値はあるにゃよ。でっけー屋内プールがあって、今なら誰でも泳ぎ放題だにゃってこれに書いてあったにゃ、ミーは泳ぎに行って、涼を満喫したいにゃー!」
ネコミミさんはすごく行きたそうな顔をして本をバサバサと振った。
「プールかー、いいわね。それで美味しい食事なんか出来たらまさにリゾート気分が満喫できるわね。よぉし、一緒に遊びに行ってみましょうか!」
「やったにゃー!初めてのおみゃーとの旅行にゃ!急いで支度してくるにゃ!」
ネコミミさんはバタバタと猫部屋に走って行った。
「さあ、連れて行ってにゃ。ミーは方向音痴にゃから、迷子にならないよう頼むにゃ」

「はいはい、じゃあ早速向かってみましょ」
Leyawinまでファストトラベルで飛び、道路から街に向かう脇道に入ると、側に塔が建っていた。
「あれ?こんなところにこんな建物あったかしら」

「中に入ってみるにゃ。面白れえもんがあるにゃかもしれないにゃ」
ここはAyleid Stoneの発掘作業場だった。

薄暗い洞窟の中で光を放つ水晶の輝きに目を奪われる。
眩しくて目が痛くなるぐらいだ。
「表にあんなすっげい場所があるなら、街も期待できるにゃ」

「そうねー、周りの風景も綺麗だし、これは期待出来るわね」
平らに続く長い道を抜けると、町の入口らしいが行き止まりになっている場所に突き当たってしまった。
「↓付きのスイッチがあるけど、これを押せってことなのかしら」

「そうにゃ、押せってことにゃ」
ボタンをプッシュすると、石の壁がガガガガと音を立てて左右に開いて行った。
入口の凝った仕掛けからしてただの町ではない気迫を感じ取る。

「街ん中に人がいないにゃ」
「みんな暑いから中でお休みしてるのよ」
外壁に登って、町を眺めてみた。

鬱蒼とした森の木々に囲まれた静かな町だった。
「暑いー、プール行こうにゃ、プールで早く泳ぎたいにゃ」
ネコミミさんに引っ張られて、プールがあるという施設へと入った。
中で道を間違え、ただっ広い空間の真ん中に、植物園みたいなのがある場所へ来てしまった。

「広いわねえ」
「そして誰もいないにゃ」
「ピクニックの時に使えそうな敷物が置いてあるにゃ、ここなんなのにゃ?」

「さあ・・・なんなのかしらね。プールに早く行ってみましょ」

学校みたいな建物の教室に迷い込んで勢いで授業を受けてみたり。

「話が眠いにゃー・・・」
ここは何の施設なのだろう。

Uriel Septim皇帝陛下の人形があって、それが喋りかけてきたのでビックリした。
隣の部屋は金庫室のような部屋だった。

コインが山積みになっている。
「目が眩みそうにゃ~~ここに強盗に押し入りたいにゃ~~あぶにゃいあぶにゃい」
「すっかり目がくらんでるわよっ」
「そんな悪しき心など持ってはダメよ。このNineの神々の像の前で参拝して清き心を取り戻しなさい」

「うちの地下室に秘密のでーどら参拝所置いてるおみゃーが言っても説得力ないにゃ」
商店街に行ってみた。
まだ看板がなく、何の店かを表すためなのか、それぞれの店の前にその店で扱われている商品が地面に放り出されていた。

中に入ってみると、やはりパン屋さんだった。

でも、まだ売ってくれないので店内を見学するだけ。
雑貨屋さん。

家具や食器が倉庫のような店内に並べられてました。
食べ物屋さん。

商品が冷蔵ケースに並べられて冷え冷えしてます。
服屋さん。

マネキン・・・らしいんだけど、皆生きている(!)ので、それが気になって人形から視線が離せない二人。
見て周ってるうちにすっかり外は夜になってしまいました。

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