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腐女子playerのoblivionプレイ日記とMOD考察ブログ。
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Cheydinhalの北に、Cyrodiilの中でも特に高い所に位置し、とても見晴らしのいいDive Rockと呼ばれる場所があると聞いた私は、無性にそこへ行ってみたくなった。

「Dive Rockに行きたい?そりゃあ行くのは構わないが、結構な難所らしいですよ」



Burdは私の話を聞いてそう答えた。

Cheydinhalの後方の山筋を辿っていけば、どこかにDive Rockへの道があるんじゃないかと思うんだけど。

「道などないでしょうな。あの辺りの山脈はどこも急な斜面ばかりで、道らしい道を捜していたら登る前に日が暮れますよ」

じゃあシャドウメアで・・・と言いかけるとBurdが口を挟んだ。

「馬は無しにしてくれ。私は貴公のように身軽ではないんだから、とても付いていけませんよ。私でも登れる道を辿って目的地まで行くということでなければ困りますな」

そうね、私だけ馬使って登るのも悪いわね。
今回は自分の足+Burd(NPC)を連れてDive Rockにいけるかどうか試してみましょうか。






翌日、私達は出発地点に選んだCheydinhalの北側にある家までやってきた。



そこから北東方向を見上げると、Dive Rockがあるはずの山の頂上が遙か上のほうに見えた。



「想像していたより高いな。あんなところに登れる道があるんですかね?」

道はどこかにあるはずよ、きっと!

左手の方に緩やかな丘が見えたので、私はそこから登ってみることにした。



しばらく登ると岩だらけの場所にでた。



今どこにいるのか場所を確認してみる。



目的地からは少し離れて遠回りになっているけれど、必ず行けるはずよっ。

そこからはかなりの急斜面が待っていた。



Burdが疲れてきた様子だったので一旦休憩することにした。



下を覗くと、下方に寺院と家が小さく見えていた。

「かなり登って来ましたな。もう少し上がれば尾根に出られそうだ」

その尾根は、すぐ目の前に見えていたが、崖が急すぎて私でも登れない。
かなり迂回してようやく普通に歩ける場所にたどり着いた。



場所を確認してみると・・・。

あら。



国境越えてる・・・。

「これは反則ですぞ」



「わかってるわよ!でも、とりあえず登れたんだから良しとするわ!!」

「このままSkyrim地方に行ってもいいんですよ~」



「しつこいわねっ!隊長、黙らないとDive Rockから蹴落とすわよっ!(-"ー)」

しばらく南東の方に歩いていくと、目的地らしい、宙に飛び出した大岩のような崖が見えてきた。



先へ進むと、テントが張られている崖の狭そうな突先が視界に入った。



「どうやら着いた様ですな」

私達は崖の先まで行ってみることにした。



「それ以上前に行かんで下さいよ。もし落ちたら、釣られてこっちまで落ちそうだ」

飛び降りたくなんかないわよ。
高さがヤバすぎるわ、ここは。

場所を確認してみる。



やはりここが目的地のDive Rockのようだ。

テント内を見ると、二人分の寝袋が並んでいた。



だけど、辺りには私達以外の人の気配がない。

誰のテントなのだろう?

「こんな崖っぷちで寝たら、貴公は寝てる間に崖から落ちそうだな、ははは」

「そうそう、こんなところで寝たらテントごと巻き込んで落ち・・・ってちょっと、私そんなに寝相悪くないわよ!!」

私はテントの横の焚火の近くに一冊の日記が置いてあることに気が付いた。



この日記の主はAgnarという人物らしい。
私は日記を開いた。

それには、この日記の主の妻、Svenjaの一族を皆殺しにしたモンスターのUderfrykte Matronを追って、Skyrimの地よりも更に北方から遥々二人でこの場所へ来たというようなことが記されていた。

この場所はそのモンスターが住み着いており、そのことは「Dive Rockの恐怖」として北方では知られている。

二人は、この近くでUderfrykte Matronを見つけ、一族の仇を討つために臨んだが、あっけなくSvenjaは殺され食べられてしまった。そして、次は逃げた自分を追ってUderfrykte Matronがやってくるだろうから、再び武器を持ち、モンスターと対峙しなければならない。

最後に、この日記を誰かが見た時は、自分は死んでいるだろうと書かれていた。

私は、日記の内容をBurdに話した。

「焚火がまだ燃え尽きていないところを見ると、この日記の主はまだ近くにいて生きてる可能性がありそうだ。周辺を捜してみたらどうだ?」

その時、そう遠くない場所から、獣の雄叫びの様な声が聞こえた。

私達は、気配を隠してその声が聞こえた方向へ急いで向かった。



坂の向こうに、倒れた人影とそれを見下ろしているモンスターの姿が見えた。

「きっとあれが日記に書かれていたUderfrykte Matronとやらじゃないのか?」

もう少し近づいて確かめようと前に進んだ時、そのモンスターは私達の存在に気が付き、こちらに振り向いた。

「剣を抜いて!」

私はとっさに叫んだ。
物凄い勢いでそいつは襲い掛かってきた。



遠くからはわからなかったが、近くで見るととても大きい。
外見はトロールと同じだが、体長は2倍以上はある。



体中から冷気を発しながら、モンスターはBurdばかりを狙って攻撃を仕掛ける。

「クソッ、どうやらこいつは貴公よりも私の方が美味しそうに見えるらしいな!」

ぬぁんですって?! 

それって、私がBurdよりもマズく見えるってこと?!

し、失礼なっ!! 

私を襲いなさい私を!!
私はモンスターに横から斬りつけるが、完全に無視されている。

ムカー!(>皿<)

美味しそうに見えなかったのは悔しいが、Burdが壁になってくれたおかげで、私は無傷でモンスターを倒すことが出来た。



倒したUderfrykte Matronを調べてみると、Svenjaの物と思われる遺品が出てきた。



日記に書かれていた通り、Svenjaは丸飲み状態で食べられたのだろう。
武器もそのままモンスターの腹の中に納まっていた。

倒れた人影の所へ行って見ると、それはすでに事切れたAgnarの姿だった。



「あまり気を落とさんことです。彼はこうなる事を覚悟の上で勝負を挑んだんだ。仇は討てたのだから今頃は日記にもあったとおり、Svenjaと再会してますよ」

私はやりきれない気持ちだったが、Burdの言葉に気を取り直して、空を見上げた。

いつの間にか日が暮れていた。

土の中に弔って上げたかったが、辺りは雪と氷と岩しかないのでそれは無理だった。

私は、かわりにSvenjaの弓をAgnarに持たせておいた。

「・・・帰りましょう」

私達は、薄暗くなったDive Rockを吹き抜けていく、冷たい風の中にAgnarの亡骸を残したまま、その場を後にした。

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