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腐女子playerのoblivionプレイ日記とMOD考察ブログ。
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「友よ、今夜は2人でゆっくり語り合いながら飲もうとしよう。ここでの御代は私が持つから好きなのを頼みなさい」



「え、いいの?まーくんが奢ってくれるの?」

「いいよ。友が好きなのを頼んでいいからね」

「わーい、ありがとうまーくん。それじゃあお言葉に甘えて・・・・何にしよっかな」

2人はメニューを見て、それぞれ好きなものを頼んだ。

「このウーロンハイは美味いな、気持ちよいほど喉が潤される」



「ぱくぱく、まーくん、このツナパン美味しいわよ。シーチキンとパンの組み合わせって意外だけど結構いけるのね、もぐもぐ」

「おお、ここのビールは一味違いますな。さすが帝都の酒場だ。いい酒を卸している・・・ゴクゴク」

いつの間にかBurdが2人の間に割り込んで、美味しそうに酒を食らっていた。


「・・・Burdよ」



「なんでしょう殿下(小声)」

「なぜお前が私の隣にいる」

「おや、私が横にいることが何か変ですかな?」

「私は友の隣で飲みたい」

「私でも別にいいでしょうが。酒なら自分がいくらでも酌を致しますぞ」

「お前より友に酌をしてもらいたい」



「ねえねえ、この昆布パンも美味しいわよ。普通考えない組み合わせだけど、すっごく美味しい!ぱくぱく」

「殿下(小声)、ご友人は食べるのに夢中の様なので、自分が話相手と酌を務めましょう」

「気持ちだけで十分だ。私は友の横で飲みたいのだ」

「私では不満ですかな?」

「ああ不満だ。お前は巨大な壁にしか見えんのだ。でかいから視界が遮られ友を見ることもできん」

「貴方ここに何しに来たんですか、飲みに来たんでしょ?」



「飲みには来たが、私は友とそうしたくて来たのだ。お前と杯を交わすためが目的ではない。場所を代わってくれ」

「私はこの場所がいいのでここで飲ませて頂きます」

Miariは2人の様子がおかしいのに気付いて、パンを摘む手を止めて言った。



「まーくん、Burd、2人とも拗ねた顔してないで早く食べましょうよ。美味しいわよ、ここのパン」

「うむ、そうだな。酒と食事は美味しく取らねばならん。壁が邪魔なら私がこちらに来れば良いまでのことだ」



マーティンはBurdから離れてMiariの横にさっと移動した。

「これで友と飲めるな(^^」

「Burdも妙なとこでイジワルなんだから。まーくん、こっちで一緒に飲みましょう」

「うむ、一緒に飲もう」



「もぐもぐ、このたこ焼パンもおいしー!マスター、この海の幸パンシリーズ私気に入っちゃった!帰りにお持ち帰りで買っていくわね」

「ははは、そんなに美味しいのか。私は友の横で飲む酒が実に美味いよ」



「光栄ですぞ殿下(小声)、いやはや、まったくここの酒は逸品だ。Brumaガードの隊員達に飲ませてあげたいですなぁ」


「Burd・・・」

「はっはー、殿下(小声)の隣で飲む酒は格別ですな。いやぁ、実に格別です!」



「・・・お前が友の隣で飲みたいのなら、友を真ん中にしてくれ。おっさんを挟んで飲むのは私の趣味ではない」

「ご友人とではなく、私は殿下(小声)と飲みたいのです。こんな機会は滅多にありませんからな」

「Burdよ、お前は何が何でも私を友に近づけさせない気か?」

「いいえ、そんなつもりはまったくございません。ただ自分は、ここに居たいから居るだけです」



「・・・Burdよ、私をおちょくるとはいい度胸だな・・・」

「殿下(小声)にはいつも苛められてますからな。時には逆の立場も味わっていただかないと」

Burdはマーティンが睨んでいるのもお構い無しに、不敵な笑みを浮かべて言い返した。



飲むことより食べることに夢中になっている色気より食い気なエルフと、ひたすら間に割り込んでくる体格のいいNord男、そして顔をしかめながら酒を飲む狸似なImperial男の不思議な3人の組み合わせに、今日は変わった客が来たもんだと酒場のマスターはカウンター越しに観察しながら思った。

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