最近やってないアドベンチャーがしてみたいなーと思ったMiariさん。
それに関する情報を得る為に、Imperial Cityの図書館に足を運んでみました。

図書館なんていくの初めてじゃないかしら。
それにしても、帝都に図書館があったなんて今まで気が付かなかったわ。
扉を開けて入ると、大量の本が並べられた高さのある本棚が目に入った。
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けっこう揃ってるのね。
これだけあれば興味の沸く本が見つかるかな。
うーんと、面白そうなタイトルの本はないかな・・・っと。
ガイド本で探してもいいわね。

しばらく眺めて探してみたが、ここには興味が沸くような本は置かれていなかった。
二階にもまだ蔵書室があるみたいなので上で探してみよう。
一番上の階の部屋は円柱形の蔵書室になっていた。

本を探していると、興味深げなタイトルの本を見つけた。
背表紙には『Colovian Highland岩窟遺跡の謎』と書かれている。
Colovian Highlandって山ばかりで何もなかったような気がするけど、もしかして遺跡があるのかしら。
それも古代遺跡だなんて夢があるわね。
私はその本を手に取り、他にも同じようなことが書かれた資料を小脇に抱えて別の部屋に持ち込んだ。
テーブルの上に本を置いて、さっそく読んでみた。
Colovian Highlandについての考古学的見解がつらつらと書かれている。
「ふむふむ、岩山の頂上近くの岩窟にに謎の遺跡があって、どうやらそれは古代の住居らしい、か・・・」

本を読み進めていくと、この遺跡付近からは、たびたび古代の遺物やアーティファクトが発見されているらしい。
アーティファクトかあー。
いったいどんなのだろう。
魔力を秘めた宝石とかすっごい剣とか鎧とか隠されてたりするのかな。
ワクワク。
行ってみたくなってきた。
アーティファクトを求めて探索だなんて、某トゥームなレイダーみたいでかっこいいじゃない。
私は本から得た情報を丹念にノートに書きとめていった。

場所は大体・・・ふむふむ、これだったらChorrolの修道院まで向かって、そこから道を探しつつ探検に行くのがよさそうね。
早速準備して明日行ってみよう。
私は重要な本の一冊だけを借りて、図書館を後にした。
家に帰り、夜寝る前に寝室のベッドで、借りてきた本を目の前に広げ読みながら、まだ見ぬ遺跡の姿の想像を膨らませていった。

古代遺跡か~。
どんなのなのかな~。
遺跡にはまだ遺物が・・・お宝は残されているのかしら。
発掘に行ってみるのも良さそうね。
準備するのは、冒険用のバックパックとスコップとー・・・。
日帰り出来ないかもしれないから念のためテントも用意して行こう。

他に持っていくものはなかったかなー。
私は期待に胸を躍らせ、冒険の構想を遅くまで練っていたのだった。
次の日。

空は晴れ渡り、山登り日和な朝だ。
「・・・というわけで、Colovian高地に行くことになったから同行お願いね」

私はBurdに同行を頼んでいた。
「何かと思って来てみれば今度は山ですか?」
「うん、山登りよー」
「・・・それなら軽装で行かせてくださいよ。貴公はそんなラフな格好でなぜ私だけ重ったらしい、いつもの鎧なんですか」
「だってBurdはその格好が良く似合うからそれでいてほしいのよ」

「は?そんな理由で着ておけと!登れと!!」
「私、レイダー軽装備で決めてきたから防御に不安があるのよ。今回Burdは遺物発掘の助手と護衛の役目お願いするわね。いい、わかった?」
「はいはい、貴公がそうしろと言うのならそうしますよ」

「じゃあ出発しましょうか。何かあったらちゃーんと守ってね」
「私が守らなくても貴公ならその辺のモンスターなど軽く蹴飛ばして撃退できると思いますが・・・」
「失礼ね!今は考古学者モードになってるんだから、戦闘はへっぽこなのよ!フツーの人なのよフツーの!!か弱い考古学者なの!」
「意味わかりませんが、とりあえずお供しますよ、はぁ」
Burdは渋々返事をしたが、顔を見ると嫌がっているわけでもなさそうだ。
準備は万端だ。
Colovian高地の古代遺跡とはいったいどういった物なのだろう。
地図を見ると、遺跡はここから西に位置していた。
そして一体どんなお宝が私を待っているのかしら。
楽しみだわー。
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