「ねえ、ちょっと奥さん聞いた?Cheydinhalの西に翼がある馬がいるらしいっていう噂。あれどうやら本当らしいのよー」
「アーラ、御冗談でしょ奥様ったら。そんなのがいたら馬屋やってるウチの商売上がったりじゃないの。でも、本当だったら怖いわねえ。ウチのダンナに見てきてもらおうかしら」
「いや、やめておいたほうがいいわよ。その馬の近くには怖い顔したミノ集団がいるって話だから」
「あらやだ。あの辺りも随分昔に比べたら物騒になったわね。ガードがなんとかしてくれればいいのに」
某都市でそんな噂を耳にした私は、早速Cheydinhalの西に向かってみた。
珍しい乗り物?の話を聞くと黙ってはいられないのだ。

[0回]
どんな馬かな。
この目で確かめてみなくては!

私は愛馬のシャドウメアを走らせて、目的地へと向かった。
シャドウメアは最近遊んで上げられず寂しかったのか、今日はとても機嫌が良く足並み軽やかに駆けて行く。
ひつじたんとか鹿に対しては嫉妬していたシャドウメアだけど、同じ馬ならきっと受け入れてくれるわよね(^^
地図に表示されていた場所へ着き、辺りを見ると、白い馬が池のほとりにいるのが見えた。

白い馬にはしっかりと2対の翼が生えている。
あれはペガサスだわっ!!
ペガサスの周囲には怖そうな取り巻きのミノさんたちが4体うろついている。
「すみませーん(^^)ちょこっとそのお馬さんを近くで見てみたいんですけど、いいですかぁ?」
観光客気分でのこのこ近づいた私を、ミノさんたちがぎょろりと大きな目で睨んできた。
「なんだテメエ。エルフもどきが勝手に俺達のシマに入るんじゃねえよ、丁度いい、暇だったから可愛がってやるぜ」
ミノさんたちはどかどかと私に襲い掛かってきた。

「キィー!なんですってあんたたち、エルフもどきって何よ!私はエルフよ!美しいと定評のあるミスティックエルフよ!!」
ミノさんたちは私の数倍はある巨体だったが、もどき呼ばわりしたのが運のつき。
あっという間に私はミノさん集団を打ち倒してやった。
「ぜえぜえ・・・観光客をなめるんじゃないわよ。じゃあ、シャドウメア、私はあのお馬さんと話をしてくるから、ここで大人しく待っててね」

シャドウメア「・・・(´・ω・`)」
私は、水辺にいるペガサスに近づいた。
逃げる様子もなく、遠くを見つめている。
・・・この子に乗ったら、どうなるのかな?
「の・・・乗ってもいいですか?(´д`*)ハァハァ」
ペガサスは何も答えなかった。
しかし、どうぞ、と勧めているのか私の横に体を向けた。
「乗っちゃおうっと!>▽<ノ」

ペガサスに乗ると、ふわっと宙に浮き上がった。
こ、これは飛べる!?
私が合図をすると、ペガサスはぐんぐん大空へと上昇していった。

すごい!
Cheydinhalがもうあんな下に見えている。
私は進路を西に取った。
ペガサスは更に高度を上げ、下方にImperial Cityが見えてきた。

この爽快感はすばらしい。
スピードがかなり速く、Cityを横目に通り過ぎると、すぐ先の方に別の都市が見えてきた。
下方にSkingradが、そしてはるか遠くにKvatchが見えた。

この高さから落ちたら、さすがに命はないなあ・・・。
私は、ふと我に返り怖くなった。
随分遠くまで来てしまった。
そろそろ戻ろう。
シャドウメアさっきの所に置いたままだから、怒っているかもしれない。
私は、ペガサスが居た場所まで戻った。
しかし、シャドウメアの姿はそこにはなかった。
あーもー><またいじけて古巣へ帰ったなー!
どこに帰ったかはわかっているので、私は再びペガサスに飛び乗り、その場所へと飛んだ。

私に捨てられたと思い込み、トボトボと古巣へ帰っていくシャドウメアの姿を考えると、ちょっと可哀想になってきた。
シャドウメアの実家、Fort Farragutに着くと、やっぱり戻ってきていた。

シャドウメア「・・・(´;ω;`)」
「なに拗ねてるのよ。あーたを捨てたわけじゃないんだから、勘違いしないでよね。ほら、帰るわよ。帰ったら好物のニンジンいっぱいあげるから、機嫌直してよ」
シャドウメア「・・・(`・ω・´)」
どうやら機嫌を直してくれたシャドウメアに乗り、私はその場を後にした。
■
RIDABLE FLYING PEGASUS ペガサスの操作方法(デフォルトキー設定)・乗り降り
スペースキー
・前進
シフトキー
・転回
AキーとDキー
・上昇、下降
マウス操作
このMODはバグが少々あり、降りようとした時に、誰もいないのに会話モードになることがあります。
MODを入れた後、すぐペガサスが居る場所に向かわず、どこかの都市や厩舎にファストトラベルすると、厩舎にペガサスが現われ、なぜか、人の物扱いになっていて、乗ると怒られてしまったり。
あと、私のPCスペックが低いためか、飛んでいる途中でゲームが落ちてしまいました。
コンソールのTCLで空中を歩くより、ずっとこちらのほうが飛んでるっ!て感じがして、楽しかった~(´∀`)

見えない壁を消しておけば、本当にどこまでも行けてしまいます。
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