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腐女子playerのoblivionプレイ日記とMOD考察ブログ。
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「伯爵を寺院に呼ぶ理由はなんだ」

テンプルマスターはマーティンに問いかけた。



「Skingradはシロディールの中で唯一、地場産業の地域活性化や街おこしに成功し、黒字化した街です。観光客の大幅増加の秘訣を聞き参考にしたい。伯爵とコミュニケーションをとることで過疎化しているBruma経済問題や、寺院の有名観光地化への土台が作れるのではないでしょうか」

マーティンは真面目に説明したが、テンプルマスターはフン、と鼻で笑った。

「公私混同も甚だしい」



「え」

テンプルマスターの軽蔑した口調に、マーティンが固まった。

「小難しいことを言ってそれらしく理由を作っているが、所詮はMiariをSkingradへ行かせない為の口実ではないか。却下する」



「い、いえ、決してそんな私情で企画部を利用したりはいたしません」

マーティンは恐々否定した。

「そうです、陛下は自分の利益ではなく地域のためを思ってご提案されたのです」

ジョフレが横から助け舟を出したが、マスター相手には敵わないらしく、目を伏せたままだ。

しかしテンプルマスターは受け入れなかった。



「そもそも部外者を招くこと自体間違っている。この企画部の存在はBruma周辺と帝都のごく一部の限られた人間しか知らない。我々の存在を知られずに伯爵を呼ぶのは無理な話だ」

「・・・確かにその通りでございます。我々の組織は基本ローカル活動であることを忘れておりました」

マーティンのローカル発言にツッコミしようとBurdが身を乗り出すより先に、Miariが発言した。



「ねえねえ、その案すごくいいと思うんだけどー?寺院に伯爵を呼ぶなら私Skingradに帰らなくてすむし、まーくんと伯爵が対面っていうイベント自体すっごく面白そうよ。却下はもったいないなー☆」

Miariは男性陣ほどテンプルマスターを怖がっていないようだ。

テンプルマスターはMiariに視線を向けた。



「おお、貴公ならガツンと言えそうですな。殿下の代わりにビシっと言っちゃいましょう!何かいつもとキャラ違ってますけど」

Burdにとってかつては鬼にも見えたMiariならあのマーティンたちを怯えさせているテンプルマスターとやらに互角に立ち合えるに違いない。

テンプルマスターの態度の大きさに少々腹が立ってきていたBurdはMiariの活躍と逆転を大いに期待した。



しかし、テンプルマスターは更にウワテだった。

「偉そうな口を叩く前にまずお前の演技力をなんとかしろ。エルフらしさがまったく出せない大根役者が。お前の代役もいくらでもいるのだ。気をつけろ、耳がずれているぞ」

「えっ!やっだー、マジでー!?ちゃんとくっつけたはずなのにー☆」



Miariはあわてて自分の耳を両手で押さえた。

「ええっ!貴公の耳って付け耳!?ということはエルフじゃないの!?って代役ってまさか!」

a1kiht6.jpg

通りでエルフらしいスタイリッシュさとかわいさがなかったワケだと一瞬Burdは納得しかけたが、そんなことはないはずだと慌てて頭を横に振った。

殿下が殿下でないとか、Miariが実はエルフではなく役を演じていただけだったというのはさすがに信じたくない。

主演クラスが撃沈され、後がなくなったところで、それまで一人冷静を保っていたBaurusが手を上げた。

「テンプルマスター、恐れながらBaurus役の私めにも発言許可をいただけるでしょうか」



「よかろう、話せ」

「陛下の提案された件、試す価値はあるかと存じます。クラウドルーラーイベント企画部では、かつてから陛下と伯爵の対談は水面下で計画されておりました。しかし、これといったきっかけがなく実現までこぎつけることはがありませんでした」



Baurusの話し方は、通常の挙動不審な言動はなく、とてもしっかりしていた。

いつものBaurusと違いすぎている。

言っている内容はまともだが、いつも取ってつける謎な%つぶやきがないため、Burdは逆に違和感を覚えた。

まさか、本当に皆演じているのだろうか・・・まさかね。



「確かに伯爵殿は部外者でありますが、ここは我々の能力を測るよいきっかけになるのではないでしょうか。ドッキリ企画は一見安っぽく見えますが、それを実行するには企画部スタッフの長年の積み重ねと経験、そして優れた個々の能力がなければ実現不可能です。つまり今回の企画を成功させることは高度な企画技術を有しているか試す良いきっかけなのです」

「ふむ・・・失敗する可能性はいくらほどある?」

「もちろん失敗の可能性は0ではありません。しかし、この壮大な企画をやり遂げることができれば、我々企画部の偉大さを世界に知らしめることになるでしょう」

あれ?企画部の存在ってごく一部の人だけ知ってるんじゃなかったっけ?世界に知らしめたらまずいんじゃ?そこおかしいよ!とBurdは喉までツッコミが出かかったが、周りがあまりにもBaurusの演説に聞き入っているのでそのまま飲み込んだ。

「・・・なるほど。そこまで言われれば、却下するわけにはいくまい」



テンプルマスターはBaurusの説明に納得したようだ。

「おお、みごとだBaurus!」

「さすが全ブレード内で一番出番が多い役を射止めた男だけはある!」

マーティンとジョフレの二人は感嘆し、Baurusを賞賛した。



「先輩方、そしてみなさん、ご清聴ありがとうございました」

Baurusのおかげで場は再び落ち着いた雰囲気になり、テンプルマスターが次の議案を打ち出した。



「では、Skingrad伯爵を寺院に招致する企画提案を進めていくことにしよう。どうすれば伯爵を疑われることなく寺院に招くことが出来るか各自の考えを述べよ」

拍手[3回]

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無題
通りすがり
あれ、このテンプルマスターってもしかしてサイトの管理人さんじゃ(何
2010/10/04(Mon)15:08:59 編集
無題
あんじゅう
これは疑心暗鬼にならざるをえない展開になって参りましたね…w
と、言うよりこの会議自体がどこかの誰かを騙す為の物なのではないかと(ry

いけませんね。仲間であれば皆を信じるべきですよね!この会議に出席したいとは思いませんが!w

あ、と。会議の内容とは関係有りませんが、5月頭に「Legend of Diva」という王道っぽいクエスト追加Modがリリースされていましたね。
面白いので、もしよければチラリと覗いてみてはいかがでしょう?知っていたらゴメンナサイorz

新たに始めたキャラクターだと進行しやすいですが、ある程度進めたキャラだと進行(開始)し難いようですのでご注意くださいね。
The Elder Scrolls IV:OBLIVION の自作MODにありました。
2010/10/04(Mon)17:22:15 編集
無題
Miari
>通りすがりさん

あ~メタ発言が多いキャラなせいか私もそんな感じがしますw


>あんじゅうさん

書いている私も黄色氏をだます為にこの会議開かれてるんじゃないかと思えてきました。
確かそうではなかったはずなんですがtt

Legend of Divaは動画紹介見ましたよー。
なんかファイルの大きさが1Gあると書かれてギョっとした覚えがあるんですが、見間違いだったかも><?
CSで長編クエスト作れる人うらやましいなー。
時間ある時にやてみますね!
2010/10/04(Mon)19:30:19 編集
無題
わうわう
駄目だ……
今回は本当に先が読めません。
降参ですMiariさん。

テンプルマスターがMiariさんで、Miariさんがテンプルマスター……いや、そんなまさか。
この謎かけ、もしやシェオ爺の再来か!?

それから、会議中に弁当レシピ本はまずいですよー
黄色氏に役と耳を疑われているんですから
せめて、ここは焼き菓子系のレシピ本で……
(今回のトップ画に敢えてツッコミ)
2010/10/05(Tue)10:20:51 編集
無題
天気輪
殺人事件の被害者が実は全員ロボットだった…と
思ったら実は世界中の人間が全てロボットで世界
だと思っていた場所すら全て作り物だった…とい
うSFを昔どっかで読んだのを思い出しました。
~役の~役のってお前ら一体ホントは誰なんだよー。どうなっちゃうんだよー。

はやく落ち着きたいので続きをお願いします(笑)
2010/10/05(Tue)19:47:47 編集
無題
Miari
>わうわうさん

今回のシリーズで隠されたクラウドルーラーの真実が明かされる予定です。
まあ、どうでもいいような真実だったりしますがw
トップ絵も適当に作っているのであまり意味はないですよー(*ノノ


>天気輪さん

すごい展開のSFですね。
自分以外の周囲の人がすべて宇宙人と入れ替わっていて、その正体は特殊なメガネでないと見えないという昔の映画思い出しました。
あらすじしか見てないのでタイトルが思い出せない。。。

このノリでいくと、Burd以外はみんなどっかの劇団と入れ替わってしまったとか(笑
2010/10/05(Tue)23:29:37 編集
無題
niya
Miariさん、こんばんわ~

フジョシ漫才コンビコンパニオン化企画ですが
マーティンのセリフ抽出、選別に手間取っています
ましてや特定のコンパニオン指定でセリフを喋らせるとか・・・
もう訳わかんない><

「友よ見ていてくれ。さあ私のアカトシュ神拳を味わうがいい!」
「殿下!無茶しないで下さいよ!貴公も止めて下さいよ・・・(涙」

なんか、ものすごく楽しそうなんですけど~w
2010/10/07(Thu)23:20:45 編集
無題
Miari
niyaさんこんばんは!

そのコンパニオンMODできあがったらぜひ下さいw
こういう時って本人ではない別ダミーまーちんを作ってコンパニオン化させるんでしょうか?

どんなんなるか楽しみです!
2010/10/07(Thu)23:37:03 編集
無題
Miari
niyaさんへ

まーちんの戦闘時の声はかっこいいのでぜひMPCで再現できるといいなーと期待してます。フフ。
2010/10/10(Sun)23:50:09 編集
無題
gumin_a
おしっ! ようやく追いついたぁぁー!!
ってアレー、次がない!
すごい面白いところでおあずけですね。

ここまで複雑で込み入ったお話が作れるMiariさんはすごいです!
自分は推理ものとか苦手で、誰が犯人なのかとか予想すらできなかったり…。
作るのはさらに大変かと思います。

全然急ぐ必要はないと思うので、気が向いたら続きを書いてくれると嬉しいです。
2010/11/22(Mon)14:28:28 編集
無題
Miari
>gumin_aさん

おー読んでくれてありがとうございます!(^^
続きは、いつか書ける気分になったら書くつもりでいますので、その時を楽しみにしていてくださいね(いつになるかわかりませんが;;

いえ、私は推理もののような高度な話はまったく書けませんよ^^;
たとえて言うならおとぼけジャンルなら書けるというか(謎
2010/11/22(Mon)20:19:05 編集
はじめまして、遅ればせながら
愛読者
いつも楽しく拝見しております&いろんな素敵なMODの紹介記事もとっても参考になっております。

>自分以外の周囲の人がすべて宇宙人と入れ替わっていて、その正体は特殊なメガネでないと見えないという昔の映画

「ゼイリブ」じゃなかったかなーと。
自分も未見ではありますが。
2011/02/15(Tue)12:53:29 編集
Re:はじめまして、遅ればせながら
Miari
愛読者さん、コメントありがとうございます。
そうです、その映画です!
見たことないのになんかずっと気になっていた映画でした。

なかなか前ほどブログに手が回らない状態ですが、ぼちぼちやっていきますので宜しくです。
2011/02/16(Wed) 17:25

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