忍者ブログ
腐女子playerのoblivionプレイ日記とMOD考察ブログ。
フジョシメンバーズ
名前:Miari
肩書:フジョシーズリーダー

*************************


名前:Maya
肩書:Nehrim特派員

*************************


名前:?
肩書:テンプルマスター

*************************


名前:Manne-quin
肩書:みならいもでる

*************************


名前:Nekomimi
肩書:熟練家政婦

*************************


名前:SkeltanTeacher
肩書:おつボネさま
ブログ内検索
カテゴリー
面接を受けるため、広間に乗り込んだBurd。



見慣れた広間のはずだが、雰囲気がいつもと違い違和感を感じた。

この緊張感は面接会場として広間が使われているからだろうか。

ふと、Burdの視界の端にちらりと見慣れない物が飛び込んできた。



???



柱の下に、ホースが繋がった赤い筒が置かれていた。

(なんだこれは・・・)

Burdは見慣れない謎の物体にわずかながら動揺したが、テーブルの上にも違和感を感じ注意がそれてしまった。



・・・Mysterrium Xarxesが、ない。

OBLIVIONマーク付きの分厚い本がここに置かれていたはず。

マーティンは毎日朝から晩まで様々な書物を読んでMysterrium Xarxesの解読を進めていた。



しかし今、そこにあるのは一冊の主婦向け雑誌である。

Mysterrium Xarxesがどこにいったのか気になるが、大事な本なので、きっと別の場所に保管しているに違いない。

「ああ、そこの君」



後ろからBurdを呼ぶ声がした。

「早く席に着きたまえ、試験が始められんぞ」

振り返ると面接試験官の席にマーティンとジョフレが待っていた。



「おっと、すみません、気を取られてしまいまして」

急ぎ足で二人の前に行き、頭を下げて礼をした後、名前を恭しく名乗った。

「この度、試験を受けることになったBurdです。宜しくお願い致します」



「うむ、宜しく」

椅子に座ろうとした時、Burdはマーティンの前に置かれている物に気付いて目が丸くなった。

(うお、あ、あれはもしかしてMysterrium Xarxesでは!そして上には鍋が乗っている・・・まさか殿下はあれを鍋敷きにしているのかッ!?)



あの分厚さは確かにあの本だ。

なぜMysterrium Xarxesを机の上に置いて鍋敷きにしてるのだろうか。

大事な物じゃないのソレ!?

Burdはさっきの赤い物体を見た時以上に動揺し、今自分が何をしているのか忘れそうになった。



「君、早く席に着きたまえ」

「はっ、し、失礼しました」

Burdはマーティン試験官に促されて慌てて椅子に座った。

鍋敷きにされているMysterrium Xarxesにツッコミを入れたかったが、この堅い雰囲気で言うのは良くない印象を与えかねない。



喉まで出かかったツッコミを飲み込み、Burdは面接試験に臨んだ。

「ではBurd君、今からいくつか質問をするので答えてもらおう」

「はい」

マーティン試験官が真面目くさった顔で問いかけてきた。

「なぜ君はブレードに志願し、今日昇進試験を受けようと思ったのか理由を話してくれ」



「それは・・・」

ブレードになったのはマーティン本人が半強制的にガードだった自分をヘッドハンティングしたからではなかったか。

セクスィー殿下までやって、Brumaの伯爵婦人やスチュワードを説得されては、やっぱり嫌ですなんて面と向かってとても言えなかったし。

ここは無難に自分から志願してブレードになったという答えにしておこう。



「自分にはブレード鎧がよく似合うと周囲の評判を受けていましたのでそれでブレードになろうと思い立ちました。殿下をお守りする親衛隊の任務も皆の憧れの的でしたので。昇進を望んだ理由は、今以上に殿下のお役に立ちたいという気持ちが強くなったからです」

「ふむ」

マーティンは頷き、ジョフレに何か小声でささやいてノートに書き込ませた。



その後、いくつかマーティンは質問をしてきたが特に難しい内容ではなかった。

いったいなぜ先に面接を受けた3人は落ち込んで戻ってきたのだろうか。

Burdは疑問に思いつつも淡々と質問に答えていった。

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
NAME:
TITLE:
MAIL:
URL:
COMMENT:
PASS: Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
無題
つやつや
ああん、もう。(ノ∀`)
なんという技術の無駄遣い!(褒め言葉)
2009/11/01(Sun)00:54:29 編集
無題
Shuka URL
Burd、さりげなく言質を取られてしまいましたねw 後からBurdが何かを言ってもMartinはそれを証拠に根回し・言いくるめをしてしまいそうですw
Mysterrium Xarxes、アツアツの鍋を載せた程度ではどうともならないと思いますが、Burdはもう冷や汗が止まりませんな!
2009/11/01(Sun)01:39:11 編集
無題
Miari
>つやつやさん

ネタのために小道具大道具を用意するのが楽しくなってきました。


>Shukaさん

「自分からブレードになったんだろ、文句はなしだ(^^」と後から言動を利用されてしまうのですね。
Mysterrium Xarxesは厚さが丁度鍋敷きに良かったらしく、便利だと活用されてるそうです。
2009/11/01(Sun)12:05:21 編集
無題
天気輪
物干し竿やら大根が刺さった買い物袋やら
遂にレタスクラブに消火器まで・・・
Miariさんの小物ネタ好きすぎますw

それにしても見るだけで呪われるアイテムに
鍋なんかおいて中の物は大丈夫なのか・・・

その内マーティンが朝から晩まで様々な婦人誌を読み始め
Mysterrium Xarxesが漬物石に使われる日も近いですね。
2009/11/01(Sun)20:47:23 編集
無題
榎 優
 こんばんは!
「Mysterrium Xarxes」…焚き付けにされなかっただけでもまだまし…?(汗)ちょうど殿下のすぐ後ろに火もあることだし…

ところで、今回の質問。「この鍋には私が作ったおでんが入っている。これと同レベルのもの作れるか?」なんてのが浮かんじゃいました。先の3人は、そのおでんを味見してみて「とてもじゃないけど無理」って敗北感に打ちのめされちゃったのかな、っと…(苦笑)
2009/11/01(Sun)23:23:36 編集
無題
あの本が鍋敷き!?
そして何故に鍋!
小物ネタがとても面白いです!

マンカーはきっとカンカンだろうな。
2009/11/01(Sun)23:49:20 編集
無題
Miari
>天気輪さん

戦闘機だろうが日常的なアイテムを出してもあまり違和感がない寺院っていったい。

呪いの効果で早く中の物が煮えてしまう効果が付加されたりして。

>その内マーティンが朝から晩まで様々な婦人誌を読み始め

私の中ではもう、そうなっています( ̄ー ̄)


>榎 優さん

もう必要ない(?)が燃やすのはもったいない。何かに使えないかということで・・・。
殿下のおでんいいなあー食べたいなあー。
きっとほっこりしてしまう家庭的な味なんじゃないでしょうか。
味勝負だとミスター味っ子みたいな展開になりそう。


>件さん

どうもノリが物ボケコントになってきてます(笑
「鍋を置くいい敷物がないだろうか・・・あ、あった(^^」
で、そうなってしまった可能性が。
2009/11/02(Mon)02:11:38 編集
無題
IxI
こんばん…は…?あれ…もうお早う御座いますですかね…?
相変わらずのセンスで楽しく拝見していますw
近々色々とまた過去記事等を参考にさせて貰うかも知れません、CSにやっと手を出し始めましたので(´ω`)
2009/11/02(Mon)04:39:26 編集
無題
Miari
IxIさんこんばんは。
間違い箇所教えて下さってありがとうございます。
中々自分では気付かないので助かりました^^;
CSでわからない部分などで私がわかることなら教えられるので遠慮なくどうぞ。
過去記事のCS考察は古くなってしまっているので、新しく書き直したいとは思っているんですが、何を書けば参考になるかがわからなくって・・・。
2009/11/02(Mon)21:39:51 編集

Copyright c フジョシプレイOBLIVION。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Material By Mako's / Template by カキゴオリ☆
忍者ブログ [PR]