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腐女子playerのoblivionプレイ日記とMOD考察ブログ。
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「今回のブレード昇進試験は、皆非常に良く頑張ってくれていて私も嬉しいぞ。この調子で最後の試験も頑張ってほしい」



二次試験終了後、教壇に立ったマーティンが次の試験についての説明を始めた。

「諸君一人ひとりの素質や能力を直接審査するため対面式での最終試験を行う。最初はBaurusから始めよう。Baurus、私の話が終わったら大広間に来るように。次の受験者は試験を受けた者に順次伝えさせていく。では順番を待つ間ゆっくり寛いでいてくれ」



マーティンは話が終わると隣の広間に消えた。

Baurusは立ち上がり、自信満々な笑みを浮かべて3人に向かって言った。

「フフ・・・俺が最初だってよ、燃えるな・・・じゃ、行ってくるぜ」



「健闘を祈りますぞBaurus殿」

「がんばってね!」

「いつもの調子で行けば楽勝さ!」



Baurusを送り出し、待機時間の緊張をほぐそうとBurdはMiariと二次試験がどうだったか出来を話し合った。



「貴公、二次試験はどうでしたかな」

「さっぱりだったわ。あんな難しい問題、きっと問題作ったまーくんもわかってないわよ」

「でしょ?問題というより質問が多いなと思っていましたが、さり気なく家事の悩み解決法を皆に聞いたのかもしれませんな」

二人で雑談していると程なくBaurusが戻ってきた。



「お、戻ってきましたな」

「どんな面接試験だったのかしら」

「おう、どうだったBaurus。上手くいったか?」

Baurusは無言のまま席に座った。

「・・・・フウ」



どうしたことか溜息を漏らし、すっかり打ちひしがれてしまっている。

「どうしたんだ、シケちまって」

「Baurus殿、いったい何があったのですか」

「・・・油断すんじゃねえ・・・陛下は99.9999%本気だぜ・・・」



Baurusの目はじっと前を見据えたままだ。

「最後の試験は恐ろしいほど手強過ぎる・・・簡単には点数稼げないぜ。見たとこ勝率8%ってところだな・・・おっと、次の試験はSteffanキャプテンだそうだ、幸運を祈る」

「おう俺か、よっしゃ仇は討ってきてやる、任せろって」



Steffanが面接を受けに隣の広間に消えると、BurdとMiariはひそひそと話をした。

「あのニヒルなBaurus殿が酷く落ち込むとはいったいどんな面接なんでしょうか」

「すっごく難しいのかも。困ったわ、今までの試験の成績があまり良くないから面接試験で点数稼ごうと思ってたのに」

Baurus、Steffanキャプテンの順で来たので次は自分だろうと予想し、Burdは緊張した。

しばらくしてSteffanが戻ってきた。



「ふう・・・さすが陛下恐るべし・・・俺の野望が見事打ち砕かれるとは・・・次は貴方だそうですよ、頑張って」

SteffanはMiariに向かって面接会場へ行くよう促した。

「え、次は私?」

Miariは心の準備がまだ出来てなかったらしくうろたえたが、ふう、と深呼吸して席を立った。

「面接試験なんてどうってことないわ!絶対まーくんをぎゃふんと言わせて試験に合格するんだからー」



気合を入れ、Miariはトコトコと小走りで広間に入っていった。

「フウ・・・」

「ハア・・・」

隣の男二人はすっかり暗くなっている。



いったい隣の部屋でどんな面接が行われているのだろうか。

見たところ、二人はすっかり自信を無くし鬱になっている。

何が起きたのか聞いてみたかったが、話しかけられる雰囲気ではないのでMiariが戻ってきたら試験内容を聞いてみようとBurdは考えた。

10分程してMiariが戻ってきた。



あろうことかさっきまでの元気がすっかり消え、撃沈された男二人と同じくうなだれ暗くなってしまっている。

席に戻ったMiariにBurdはそっと尋ねてみた。

「貴公、どうでした?手ごたえはありましたか」

「・・・私の方がぎゃふんと言わせられちゃった、くすん」



いくら試験とはいえMiariを落ち込ませてしまうマーティンは、のんびりのほほんさんに見えていて実際は容赦のない厳しい人物なのだろうか。

「あんなの難しすぎるわよ・・・はぁ~・・・次はBurdだって。頑張ってね・・・」

いったい何があったのだろうか。

BurdはMiariから聞き出そうとしたが、目が潤んでいるような気がして聞けなかった。

隣の男二人も俯いたまま相変わらず暗いオーラをかもし出している。



非常にいや~な雰囲気だ。

Burdは意を決し、立ち上がった。

「よし、貴公らの仇は必ず自分がとってみせますからな」



なんとしてでもマーティンをギャフンと言わせねばならないだろう。

漢として、ブレードとして・・・っと、元ガードとしても、うん。



この先の部屋でいったい何が待ち受けているのだろうか。

果たしてBurdは撃破され散っていった先人達の仇を討てるのか。

そして、Burdを待ち受けるマーティン試験官の容赦なき面接受験者撃破法とは。



クラウドルーラー寺院に未だかつてない激震が走る!

拍手[1回]

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無題
Vanessa URL
はじめまして!
よく分からない事を検索すると
こちらのBlogがGoogleで表示されるので
参考にさせて頂いておりました。

じっくり記事を拝見させて頂こうとやってきたら
日付が2007年から(!)す、凄すぎる。
暫く読み物に困らなそうですw

これからも末永く(?)更新楽しみにしています。
2009/10/29(Thu)09:28:19 編集
無題
YABEY
初コメです^^
Miari様が撃破された試験って一体・・・w
wkwk
2009/10/29(Thu)13:08:42 編集
無題
ぐおおw
面接内容がとても気になる!
皆がシケて帰ってくるだなんて・・。

でもBurdの面接内容は黄色関係にきまってる!?
2009/10/29(Thu)16:48:35 編集
無題
天気輪
今回個人的に一番ショックだったのは、
Steffan隊長がハゲだった事です(笑)
もっと若いと思ってました・・・

それにしてもみあっさんまでヘコませる
試験って一体・・・

>・・・っと、元ガードとしても

もうブレイドに帰化しちゃえよw
2009/10/29(Thu)20:38:54 編集
無題
あまね URL
 こ、これは一体……単に理不尽に難しいとかなら、「問題がアンフェア」とか「まーくんは最初から私を合格させる気ないんでしょ」とかもっとMiari嬢が騒ぎそうなものなのに……うーむ、気になる。
 まあそれ以前にMiari嬢の最終試験のシーンをスルーしてBurdまで引っ張るというのが(苦笑)。

 とりあえず次回を期待しておりますです。
2009/10/29(Thu)21:45:36 編集
無題
ウロ URL
初めまして!

「さり気なく家事の悩み解決法を皆に聞いたのかもしれませんな」が妙にツボに入ってしまいましたw
殿下はきっとパーフェクトなのでしょうが、そういう殿下も可愛らしいなあ……
次回への煽り文句がまたどきどきしますね
愉しみにしております!
2009/10/29(Thu)22:54:29 編集
無題
Miari
>Vanessaさん

Vanessaさんはじめまして!
コメントありがとうございます。

ブログ開設したのはついこの前だった気がするのにいつの間にやらもう2年以上経ってました^^;
これだけ遊べるゲームってそうないですよー。
最初の頃と最近の記事の様相がかなり違いますが、プレイ日記に関しては一応最初から繋がりがあるので読んでもらえると嬉しいです^^

ブログを拝見しようとしたのですが、IEで開くと表示が重くてスクロールが上手くできないみたいです。
Firefoxなら普通に見れるらしいんですが・・・。


>YABEYさん

YABEYさんはじめまして!
コメントありがとうございます。

主役なのに簡単に撃退されていいのかと(笑
今回の主役はBurdなんであとは彼に頑張ってもらいますよ(^^


>件さん

皆の見事な撃沈振りに私もどんな面接だったのか気になります。
納得いく試験が書ければいいんですが(苦笑
黄色関係・・・フフそれはどうかな( ̄ー ̄)


>天気輪さん

兜を外したら見事な頭頂部でビックリでした((;゜ロ゜)))。
取っちゃいけなかったか・・・。

本人は必死で自分がガードだってことを憶えているけど、本職のブレードよりブレード鎧が似合ってる時点でもうアウトです(笑


>あまねさん

最初の予定では4人とも面接シーンを書くつもりだったんですが、長くなりそうなのでBurdだけに省略しました^^;
みあっさんがまったく騒がなかったなんてどんな試験だったのか私も気になるところです・・・。


>ウロさん

ウロさんはじめまして!
コメントありがとうございます。
ブログ拝見しましたー。
記事に気合が入っていますね(^^
更新頑張ってくださいねーリンクもありがとうございます!
殿下はいつも頭の中で「どうやったら洗濯物の皺を綺麗に伸ばせるだろうか」「黒いアイツを寺院から追い出す方法はないか」なんてことしか考えてない余寒がしています。

・・・そんな殿下が好みの私って。
2009/10/29(Thu)23:32:19 編集

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