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腐女子playerのoblivionプレイ日記とMOD考察ブログ。
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AM 9:05 -Cloud Ruler Temple Outside-

マーティンはブレード一同を伴い寺院の外へ出た。



相変わらず謎の物体は上空に留まり太陽の光を遮ったままだった。

記者会見前までの動揺っぷりが嘘だったかの様に、マーティンは落ち着き払った態度で皆の前で話し出した。

「諸君、我々の日照権を奪った未知の敵は依然として留まったままだ。しかし案ずることはない。我々には強力な地対空兵器がある」



「地対空兵器!そんな物がこの寺院に存在していたとは」

Burdは意外なマーティンの言葉に思わず感嘆の声を漏らした。

殿下以下、ここは自分をおちょくって遊んでいる不真面目な者たちしかいない寺院なのではとちょっぴり心配になっていたが、マーティンの皇位の者らしい崇高な構えと、あるべき備えはしっかり用意されていう事実がBurdに安堵をもたらした。

「うむ、では皆にお披露目しよう。見たまえ、あれこそクラウドルーラーが誇る最新兵器F-22ラプター・・・」



マーティンはゆっくりと視線を寺院の端の方へと向けた。








「カタパルトだ」








「おお、これがF-22ラプターカタパルトなのですね陛下!」



「素晴らしい!噂には聞いていたが、F-22ラプターカタパルトがこれほど力強いものとは!」

「F-22ラプターカタパルトがあれば我々に怖いものはありませんね陛下!」

側に集合したブレードたちは初めて目にする最新地対空兵器を前に絶賛の声を上げた。

「・・・うむ」



マーティンも誇らしげにカタパルトに魅入っている。

さすがにBurdは嘘っぽい周囲の反応に突っ込まずにいられなくなった。

「殿下、あのー・・・それが"カタパルト"ってのはわかりますが"F-22ラプター"っていう部分が余計といいますか形にそぐわってない気が自分はするのですが」



「これはだな、以前軍曹が『MIGじゃなくF-22ラプター乗りに俺はなりたかった』とこぼしていたことがあってな。多分戦闘機とやらの一種の名称だと思うんだが、なんとなく呼称がかっこいので一度使ってみたかったのだ」

Burdのツッコミに対し、感慨深げにマーティンは答えてくれた。

「は、はあ・・・そうでしたか」

もっと突っ込みたかったが、マーティン自身が悦に入って嬉しそうだったのでネーミングに関してはそっとしておくことにした。

「すでにミサイルは充填しておいた。しかし弾は一発しか用意が出来なくてな、チャンスは一度しかない」



Burdがカタパルトの投皿部分に目をやると、なんと見覚えのある黄色いガード服がセットされていた。

「あーっ!それ私のガード服ではッ!!なんでそこに!!!!」

マーティンはBurdの悲鳴が聞こえない振りをして、苦渋の表情を浮かべながら言った。

「我々はこの一発限りの地対空黄色ミサイルに希望を託さねばならない。失敗すればもはや日照権を取り戻す事はできんだろう・・・クッ」



「え、ちょ、まさか・・・や、やめて!」

Burdの嫌な予感は見事的中した。

「いけ!我らの日照権を取り戻すため!我が洗濯物たちの希望よ!発射!!」



マーティンは叫ぶと同時にカタパルトのレバーを引いた。


「のわーっ!!」


Burdの叫びもむなしく、ガード服はぽーんと勢い良く空中に飛び出した。

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