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腐女子playerのoblivionプレイ日記とMOD考察ブログ。
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■Border Removal

見えない壁を無くします。壁が無くなることで、境界線を越え更に遠くへと行くことが出来ます。






私はベッドに体を横たわらせ、うつらうつらしていた。

宿でとる休息よりも、自宅の部屋のベッドの方が断然寝心地がよく、落ち着いて眠れる・・・。



次はどこへ冒険に行こうかな、と眠りに落ちながらぼんやりと考えていた。



気が付くと見晴らしのいい場所にいた。



ここは何処だろう?

遠くを見ると、うっすらと雪を被った山々が連なっているのが望めた。

辺りを見回しても木や草の他には何もない。

私は持っていた地図を開いた。



Chorrolの北西、Cloud Topよりも更に西の場所。

Hammerfell地方との境目の辺り。

・・・なぜこんな所にいるのだろう。

まだ見ぬHammerfellの地に興味が沸いて、私は前に進んだ。

いつもなら先に進むことは出来ない国境線を、私はすぅっと簡単に通り抜けてしまった。

私は、好奇心に駆られ、そのまま西へとまっすぐ走り出した。



しばらく走ると、辺りは平坦になり、木々に囲まれた草原になった。



ひたすら西に向かって走り続けた。



相変わらず、何もない。

人の気配どころか、生き物の気配すらない。



ただ、木と草原だけが遥か先まで続いている。



周りの様子が少しおかしくなったことに気が付いた。

ありえないような生え方の木がそこらに増えてきていて、私は不気味さを感じた。



地図を開くと、現在地を確認できるギリギリの所まで来ている。
私は、更に西へと向かった。



それから、しばらく進むと「果て」らしき場所にたどり着いた。



ある一定の場所から先の道がなくなっていた。

道というよりも、地面自体が無かった。

これ以上先に進めば、落ちる。

いや、何もないのに、何処に落ちると言うのだろう。


この先は続きを読むからどうぞ。





私は、どうしてもこの先が気になり、無い地面へと足を踏み出した。

「きゃ!」

足を置いたその地面は、何も無かった。

恐怖で声が出せないまま、私は落ちていった。




気が付くと、遥か上空の方にさっきまで居たはずの草原が見えた。
木々が転々と並んでいるのが見える。

前方を見ると、すべてが空中に浮いている、奇妙な世界が広がっていた。

でも、ずっと地面は続いている。

私は、さらに西へと走り出した。



ずっと走り続けていると、その空中に浮いているものさえ無くなってしまった。



何もなくなってしまった異次元のような世界を、私は一人、地平線に向かって走り続けた。

もうどれくらい走っただろう。
果ては相変わらず見えない。



周囲が次第に赤く染まり、ゆっくりと太陽が沈んでいく。



空を見上げると、綺麗な夕焼け雲が目に入った。

私は狂ったように走り続けた。

どんなに走っても、終わりのない道を走り続けた。

辺りはとうとう暗闇に覆われ始めた。



もしかして、果てなど無いのでは?

そう思った瞬間、私は恐ろしくなった。

このまま何もない所を永遠に走り続けなければいけないの?

「いやあああ!!!」

怖くて、私は悲鳴を上げた。

気がつくとそこはベッドの上だった。



「・・・・?」

体を起こし、辺りを見回した。

いつもの、見慣れた自分の部屋だった。


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